2012年5月14日月曜日

来月、「Oyaji展」やりまする

DMデザインがあがったので告知〜!
北中城の素敵な本屋さん「OMAR BOOKS」で、おやじをテーマにした展示会「Oyaji展」を開催します。
期間は6月5日から6月17日(父の日)。
平面作品、立体作品、お菓子の販売もあり。もちろんOMARさんによる「おやじ」をテーマにした本のセレクトもあります。
面白いグループ展になると思いますのでお近くの方は是非見に来てください。
初日は全員在廊してます。
私の在廊日は後々お知らせしますー。宜しくです!

2012年5月2日水曜日

東京に行ってきました

丁度2週間前に東京へ発ったわけです。

きっかけは
「大友克洋GENGA展」!

これは如何に重い腰をもあげざるをえんでしょう。行かんでどうするって感じでした。



なんか

 こんなことや

 ちょっと違う「ズン」をしたりとか

そういうのもすごく楽しかったが、
やっぱり大友克洋先生の生原稿が間近に見れるというのが一番刺激的でした!
しょっぱなからカラー原稿が美し過ぎて、何時間でもしげしげとみつめていたい感じですよ。  
「AKIRA」の原稿の、修正が少ない事にびびる!
細密なビル群にうっっすらと小さく残っている消しゴムのかけ忘れ箇所を発見して
ほんとに、直に原稿に描いてる事に感動する!
私はとってもいやらしいので、細かい背景は倍ぐらいのサイズの紙に描いて紙焼きで縮小して貼ってるのじゃ?
と、思ったりしたのです。
大友先生ほんとすみませんでしたー!!
んで初期〜童夢のコーナーをうっかりみそびれたので翌日も見に行ったんだな。
「ショートピース」に収められている「犯す」て作品が凄く好きで、それもあったから嬉しかった。
話逸れるけど、「ショートピース」や「ハイウェイスター」等の作品集を初めて読んだのが中学生の時なんですね。
普段は「花とゆめ」なんかを読んでる夢見る女子中学生にとっては結構な衝撃というか、読んじゃいけないもの読んじゃったみたいな、でも、よくわかんないけどかっこいいなにこれみたいな。妙な背徳感がありましたよ。
当時は近所の本屋さんでは青年誌単行本が、ちょっと背伸びしないと取れないような、高い棚に置いてあってね。大きさも普通のコミックスと違って大判なんで、とってもドキドキした記憶があります。
(「イラストレーション誌の対談によると、A5サイズの漫画単行本発行は大友先生が初めてなんですって。わー)

そんなんいいからとにかく見に行ける人は行っといたほうが絶対いい!!!

偶然が重なって、銀座のメゾンエルメスでは山口晃さんの個展もやってて、それは到着したその日に見に行ったんだけど、こっちもかなり度肝を抜かれるのでビビらないで行って欲しい。タダだし。やー、山口さんも絶対大友先生の影響受けてると思うな。
それから、六本木ヒルズ森タワーでの会田誠さんの個展プレイベントにも参加してきました。これも偶然行けた。
六本木ヒルズこえー。こわかったなんかこわかった。大江戸線も訳わかんなくて怖かったのにヒルズもダンジョンなんだもん。
生会田!殆どゲストさんのトークだったけど、面白かったなー。辛酸なめ子さんが良かったな。個展、11月ですって。ざわざわ。

ほいで、今回のもう一つのメイン。
小林治さんと田中達之さんと山下卓さんとの呑み会!しかも途中から森本晃司さんが参加!っちゅうっっっ
鼻血ブー!な企画が。
(一度昇天)
気持ちのいい天才四人方に、絵についてのご意見ご指南を頂きました。
呑みながら。
あのー、
すっごい参考になったし、すっごい勇気づけられた。
ほんですっごい面白くて楽しかった!
あんなに楽しく朝までお酒を呑んだのは初めてかもしれないです。
お酒が美味しいと思ったのも久しぶりだった(実際一年ぶりくらいに呑んだ)。
帰って来ても3日4日くらいぼんやり反芻してたくらい楽しかった。
で、実は他にやらなきゃいけない事があるのだけど
どうしても東京での刺激を吐き出したいと思ったので
というか、描きます!つったので
ガッと新しい絵を描きました。

それが今回のトップ絵です。http://ikmik.net

このイラスト、実は一昨年描き始めて途中で放置してたもので、
四分の一くらい背景を描いてあったんだけど、どうしてもシチュエーションが決まらなくて描き進められなかったのです。

シニカルなシチュエーションになったのは、森本さんと田中さんの画集をずっと眺めてたからだと思います。なんつて。

気がついたら、PCで背景絵描けるようになってるじゃん!また描ける様になってるじゃん!

しんどいけどね。描いてて身体中痛かったけど。

でも描き上げてこんなに達成感を味わうのも凄い久しぶりで、嬉しい。とっても嬉しい。