2013年11月25日月曜日

古いきおく

ウォーキングをしながら色んな事を考える。
考えることは思い出す事に繋がったりする。
自身の二面性の果たして如何なものかこの性質は幼少の頃からだったか
などとむにゃむにゃ考えて
記憶をさぐりさぐりしていたら一番古い記憶が何だったか思い出した。
初めて思い出したわけではなく憶えていてたまにふっと思い出す記憶なのだけど

寝小便で夜中にこっそりベッドから抜け出した(常習的に)それより前

どういう事情かうちは何十回も町内で引っ越したが、
恐らくあれは私が初めて住んだ父が作ったトタン屋根の家、兼店、のうしろ隣にあった今は亡き祖母の家。

ふかふかの中で目覚めて真っ暗。
ふかふかはふとんらしい。
暗くてひとりで狭くて怖くてぎゃあぎゃあ泣いた。
すると
重い引き戸(なので祖母の家と思われる)をずずと開けて女の人が現れた。
笑っていたように思う
その後のきおくはとても曖昧で憶えていないのだけど
おそらくその人は私を抱っこしてあやしたのだろう。
その人はおそらく母なのだろう。

思春期の頃の母は忙しくて怖い印象しか無かったけど

よかったね、ものわすれが激しいくせに、
いちばんふるい記憶がそんなのでよかったね。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿