2013年12月31日火曜日

ちのいろはいのちのいろ

テレビをボクシングとゲームに奪われて紅白がみられないので絵を描くしかないなーと
自室に籠って音楽を聴きながら目の前のポインセチアを描きました。
そういうかんじで粛々と大晦日を過ごしています。
年末はかなりローテンションで
年越しの忙しいかんじがことしは嫌で、大掃除もしませんでした。
家人は昨日からがたがたどたばたと片付けや掃除をしていましたが
私の部屋はあれくるったまま。
ハイハイと急かされて何かやるのが嫌なのです。
ひねくれているのでしょうか
やはりマイペースなのでしょうか。

大きい個展が終わった後に落ち込んでた時に買ったポインセチアに救われてました。
ありがとう。

みなさんよいお年を。

2013年12月21日土曜日

読谷山焼陶器市のこと

二年振り二回目、迷って迷って行ってきました。近所なのにiPhoneが無いと行けなかった。
道を憶えようとおもいます。
曇り空で寒かったけど歩き回ると暑くなりました。
私は動くとすぐ暑くなるのです。
お皿を買ったお店ではカーディガンも脱いで半袖Tシャツだったので
「どこか寒いところの方ですか?長野とか」といわれました。

改めてぐるぐるまわると、山を見下ろせて木がいっぱいあってとても好きなばしょだなーと思ったので、普段も訪れたいと思いました。
もちろん焼き物もたくさん見れて楽しかったです!

2013年12月19日木曜日

コラージュ・ドローイング

余った紙を折り曲げてなにしたいと思って、
久しぶりにコラージュしてみました。ドローイングもした。面白いですこれ。
なにげに2013年をおもいかえしながら。べたべたぬりぬり。

最後にいまのきもちをかんがえたらしゅっとしたイヌとウオオーンと泣いているイヌになりました。

さあさあ来年はなにがおこるのでしょうね。

2013年12月15日日曜日

近況

先日教えて貰った画像検索サイトで
昨日、ふたりのとてもすてきなアーティストを発見してずっと興奮。
一人はアメリカのミネソタに住んでいる陶芸家。
もう一人はイギリスのメードストンという町に住んでいる刺繍作家。
好きすぎてミネソタの方にダメもとでメールを送ってみた。
...翻訳サイトを駆使して。てへ。
お返事きますように。

今年になって白髪がびっくりするほど増えた。
去年の今頃渋谷駅で「きれいな黒髪ですね」と呼び止められたのがうそのよう。
いままで白髪が無かったわけではないけど、
めだたない内側にだけちょちょっと生えていた。
今は正面からみても目立つ様に外側に生えている。
厚顔無恥な人間だと思っていたけど、
知らない間にそれなりに神経を使う様になったのかもしれない。

今年は個展を二回もやったし。

私にとって「白髪」イコール「経験値」なのなら大いに結構なことだろう。

まあ ごまかせない年齢になってきたというのもあるでしょうが。笑。

そして世界にはまだまだたくさんの刺激的なアートで溢れているのね〜。
発見する度わくわくするわ。

歳をとるのがほんとうに楽しいと思えるきょうこのごろです。

2013年12月7日土曜日

たいまつちゃん

2009年6月にpixivにアップした絵。
細密背景画の合間にすでにこういうのを描いてました。

2013年11月25日月曜日

古いきおく

ウォーキングをしながら色んな事を考える。
考えることは思い出す事に繋がったりする。
自身の二面性の果たして如何なものかこの性質は幼少の頃からだったか
などとむにゃむにゃ考えて
記憶をさぐりさぐりしていたら一番古い記憶が何だったか思い出した。
初めて思い出したわけではなく憶えていてたまにふっと思い出す記憶なのだけど

寝小便で夜中にこっそりベッドから抜け出した(常習的に)それより前

どういう事情かうちは何十回も町内で引っ越したが、
恐らくあれは私が初めて住んだ父が作ったトタン屋根の家、兼店、のうしろ隣にあった今は亡き祖母の家。

ふかふかの中で目覚めて真っ暗。
ふかふかはふとんらしい。
暗くてひとりで狭くて怖くてぎゃあぎゃあ泣いた。
すると
重い引き戸(なので祖母の家と思われる)をずずと開けて女の人が現れた。
笑っていたように思う
その後のきおくはとても曖昧で憶えていないのだけど
おそらくその人は私を抱っこしてあやしたのだろう。
その人はおそらく母なのだろう。

思春期の頃の母は忙しくて怖い印象しか無かったけど

よかったね、ものわすれが激しいくせに、
いちばんふるい記憶がそんなのでよかったね。
 

2013年11月6日水曜日

高安イクミ個展「東京画」無事終了しました

10月29日から11月4日まで。
場所は沖縄県立博物館・美術館 県民ギャラリー3
期間中は晴れたり雨だったり。涼しいと思ったら暑くなったり女心と秋の空という感じでした。

「東京画 イントロダクション」

且つて映画監督ヴィム・ヴェンダースが、東京に訪れた際にパチンコ屋や、レストランのショーケースに展示する料理の見本を作る工場を延々と撮った映画がある。
「東京画」というタイトルのその映画をいつかの深夜に見た。
そこから頂戴した本展示会のタイトルであります。
今回県民ギャラリーで個展をすることが決まった時に「とにかくでかいものを描く」というのが目的で、モチーフに選んだのが去年行った東京旅行の思い出でした。
県外の都市で暮らした経験がありますが、やはり東京の雰囲気は地方都市とは違う何か強烈なパワーを感じます。
それはキラキラしていたり重くどんよりしていたり色んな物がまぜこぜになった不思議なパワーです。
初めて一人で計画して行動して挑んだ東京は、想像以上に楽しく、そして辛くもありました。
だから東京讃歌ではなくネガティブなイメージも織り交ぜてます。
何でも受け入れる土台のある東京。でもちょっと気を緩ませると孤独を感じる東京。
憧れと怖さがまぜこぜになった不思議な街です。
私は2012年に二回東京へ旅行に行き、二度目の時初めてホームシックというものになりました。今まで一度もそんなものになったことはなかったのに。
でも、今また東京に行きたいのです。
今度は以前と違う私になって。


作品

「秋葉原ピース」
駅から出たら超有名アイドルグループのショップがあって「わあここで歌ったり踊ったりしているのかあ」と勘違いしたお上りさんがピースしているさまです(AKB劇場は別の場所だと後で知りました)。
  電車がガンガン走ってる(現実)とアイドルショップ(夢)が一緒の画角に収まっているのが愉快だなあと思いました。この絵の主役はうろうろしている男性達の後ろ姿。だからピースしているおのぼりさんは失敗した写真のように半分に切れています。
「ホテルぐらし」
とても狭いけど清潔な部屋に一週間くらい居ました。
  家に居る時はテレビをほとんど見ないのに、ホテルではテレビをつけっぱなしでした。パソコンも音楽も無く寂しかったのでしょう。
  沖縄では飲めない「明治 おいしい牛乳」が大好きでここぞとばかり毎日飲んでました。お陰でお腹がゆるくて困ることに。

「さむざむしい、しらじらしい」
  とても寒い夜に込み入った住宅街をうろついていました。
  壁にはたくさんの選挙ポスター。その反対側では飲み屋でおじさんたちがのんだくれています。
  よくわからないやりきれなさをかんじました。

「井の頭公園スマイル」
紅葉!紅葉!紅葉!北欧みたいな見た事無い木々!湖!
  広い公園にはアマチュアカメラマンがいっぱい。恋人や家族連れもいっぱい。
  とっても天気が良くて、浮かれました。大好きな場所です。
 
 ※(解説補足)
  見ていて一抹の悲しさというか寂しさを感じる方もいらっしゃると思います。
  影の様に描かれた人物達は、様々な人々の人生を現しています。つまり人生の縮図的な。
  描いているうちに、天空の母子は聖母マリアのようになり、全体的に宗教画っぽくなりました。
  イクミ流曼荼羅(?)か。

 「大江戸線ダンジョン」
東京は満員電車が大変。とはよく聞きますが、駅の構内が大変、とはあまり聞きません。駅構内大変です。六本木ヒルズに行く為に大江戸線に乗った時は、構内が迷路の様でいつになったら地上に出られるのか不安でたまりませんでした。
  地元の人でも慣れないときついらしいです。それでも新宿駅の洗礼をまだ受けていないので偉そうな事は云えません(あまりチャレンジしたくもありませんが)。
 

「窓からの景色」
  泊まっていたホテルの窓からは夜になると
  ソープランド
  のネオンが誇らしげ(?)見えました。堂々としすぎて愉快だなあと思いました。

     
「渋谷渓谷」
私は、私はとあるミニシアターに行きたかった。
  でも地図を忘れてしまった。
  スクランブル交差点で見た事の無い人ごみにもまれ
  道玄坂をこわごわと歩き
  さむさと空腹に堪えかねて、
  私はファミリーレストランでしょんぼりとチーズドリアを食べて暖を取って帰ったのでした。
  ビルの谷間は渓谷の様で、遭難しかかった人の気持ちになりました。
 
「東京スカイツリー」
  行きませんでした。
  でも帰りの飛行機で東京の街を見下ろした時に、つんっと飛び出したスカイツリーが見えました。つまめそうなほど小さいスカイツリーがちょっとしたプレゼントのように思えました。
  いつか行きたいです。


展示場


前回の個展からわずか一ヶ月で今回の個展を考えました。
創作意欲が有り余っていました。
「大きい物が描きたい!大きな場所で展示をしたい!」という欲求が爆発寸前で、
場所は県民ギャラリー以外思いつきませんでした。
7月末に問い合わせたら丁度文化の日をはさんだ連休期間にぽかっと空きが出たとのことで
幸運にも良い時期に展示させて頂く事になりました。

作品「井の頭公園スマイル」は、縦2メートル、横5.5メートルという大作。
大学の時でも100号以上描いた事はありませんでした。
とにかく、見る人を驚かせたかった。
日常とはちがう「空間」を作りたかった。

制作場所を確保する、キャンバスをロールで買う、アクリル絵の具で描く、
展示の仕方を悩む、搬入搬出の仕方を考える、
訊ねる、相談する、お願いする、助けてもらう。
そして展示期間中は沢山の沢山の方々とお会いしてご意見ご感想を頂戴しました。
長い間観覧してにこにこしながら出て来て「おもしろかったです。また展示会してください」と仰って二度も見に来た方も居れば、
「わからない」と仰る方も居ました。
下卑た質問責めをしてくる方もいました。
観覧者数600人を超えると、それは色んな方が居て当然です。
表現すれば批評がついてくるのが当たり前。
それを聞きたくて展示をする訳ですから、すべて肥やしです。宝です。
経験自体が宝物。

作品解説がおもしろいね、と多くの方が仰っていました。
確かに、今回も前回も、自分の経験や思い出を描いたもので
言葉も重要なファクターになっているとおもいますが、解説を全く読まないで絵を見ただけで印象を受ける方もいらっしゃるので
解説無しで楽しめる絵を描くのがこれからの課題だなあと思います。 

あと、前回との表現の仕方が違って驚いていた方も居ます。
前回の個展「きおくのおく」の時は、ぼんやりとした、割と抽象的な描きかたをしていたけど
今回はそのものズバリ、モチーフを画面いっぱいに色もパッキリ、といった感じ。
「なぜ?」と訊かれて
なんでか?と思ったら
東京の「俗っぽさ」を表現したいからなのでした。
東京の「俗」を「ユーモア」と「アイロニー」と「切なさ」を織り交ぜて描きました。
今回も楽しく描きましたよ(ちょっぴり苦悩もあったけど)。
次はどんな作風になっているのだろう。
作風の振れ幅が広くてこれ!とまだ決められなくて、それも課題。
しかし描きたいっ、と思った時に描きたいものをアウトプットしたほうが良いのだろうなあと今のところは思っています。
課題山積ですな。
なんせアナログで描き始めてまだ一年にもなりませんから。


一週間の展示が終わって家に着いたとき、涙が溢れてどうしようもありませんでした。
約三ヶ月の色んな思い出や気持ちがぶわっとあふれてきたのです。
何よりも、励まし、助けてくれた友人たち。
支えてくれた家族。
私はなんて恵まれているんだろう。

がんばろう。たくさん描こう!

ていうか描く以外無いな。だって描かずにおれないんだもの。

これからもどうぞ見守ってやってください。


ありがとうございました。たくさんの方々に感謝。

2013年10月21日月曜日

あと一週間を切りました

おかしなくらい緊張感が無くポエッとして、家族が心配するほどです。
準備するものがあるのに突然縫い物を始めて失敗して捨てたりしてます。
大丈夫か!?
大丈夫です。多分。
A3版のポスター画像を作りました。
作品達の断片が見えます。
全貌は10月29日からあきらかに!
 期間中無休ですムキュー!

2013年9月27日金曜日

「東京画」フライヤー

沖縄もようやく秋の気配が。
そして個展の開催が約一ヶ月と迫ってまいりました!
わーっ!!!
フライヤー(DM)です。
印刷したDMには何故か「県民ギャラリーC」と記載されています。
なにをトチくるって123をABCと勘違いしたのでしょう。
でもみんなわかるよね...わかるよね...
地図がとても見づらくてあてにならないというorz。
でもみんな県美だから場所わかるよね...わかるよね...
というあなぼこだらけのDMになってしまいましたが
何卒。

テーマは東京です。タイトルは勿論ヴィム・ヴェンダース監督の「東京画」から。なんてばちあたり。思いつかなかったの。ごめん。
沖縄からのこのこやってきたおのぼりさんの私が東京で感じた情景を描きます。
ああっ とか ひゃひゃひゃとか いいながら描いてます!
もう楽しむしか無いどす。
よろしくおねがいしますー。きてくださいね。

2013年9月21日土曜日

駄々

自己中である。
どうしようもないことでふきげんになる。
たとえば天気だ。
きょうはとってもウォーキングしたいきぶんだった。
でもでかける直前にどしゃぶりの雨が降った。
濡れるのはだいきらいだからでられない。

ああーだいすきな音楽を聴いても
DVDを見ても
全然きぶんがおちつかないよ。

雨がにくらしく思えるなんて。

このまえの個展では雨好き
雨すてき
ってことを伝えたくて絵を描いたのに
今は雨が大敵になってるよ。

もうそれくらい
歩いて足を動かして
汗をかくのが大事なことになってるのでした。

でも一番なのは絵を描く事だけど。

小学校以来クレヨンを使いました。


2013年8月30日金曜日

10月に個展をします

沖縄県立美術館 県民ギャラリーにて10月末に個展をすることになりました。
とにかくでかい作品を描きたい!と思ったので
でかい キャンバスにアクリルで描いてます。
6月の個展とはスケールも画風も全く違ったものになります。
こんどのテーマは、「東京」です。

2013年8月22日木曜日

風の吹くさきへ

突発的にアーッてなったときの為に透明水彩絵の具と筆を少しだけ家に持ち帰っておいたのです。
あっ、ブログでは書いてなかった。
とりあえずのアトリエを構えました。そこに画材を殆ど持って行きました。
突発的にアーッていうのはごろごろしているときとかぼんやりしているときになんか描きたい塗りたいって思うことです。
アーッてなったので描きました。

旧盆が終わりました。
台風が行きました。
秋が来ます。
秋の予感がする風が吹いています。
乗ってゆきたいと思います。

2013年8月9日金曜日

近況報告みたいなもの

さすがにクーラーが欲しいと思う。今年は。そんくらい暑い。
でも、ブー。却下ー。
はい、お屋根があるおうちに住めるだけで幸せです。喰わせてもらってありがたいです。

始めて一ヶ月過ぎのウォーキングは、
まだ、ウォーキングしたあとはへとへとぐったりなので
歩いたあとは創作的なことはできません。
最初よりましになったけど、汗がひいたあとはネットやってシャワー浴びてなるべくはやく寝るだけ。

夏場はしんどいけど
微熱もなかなか下がらないけど
頭痛薬のんで無理くり歩いてます。日が落ちてからね。
まあそれは私の勝手にやりたくてやってることで
やる気になれただけでも大進歩。

毎年夏はなにもしないでだらーっと怠惰にやりすごしてたけど
ここは一年の半分以上が夏なのに、何もしないでいるのって
すっごい人生無駄にしてるよね!って
ハッてなったから。気づいたからー!

「気づく」ってすごいよね。
人に云われて理解することと、自分の内側から「気づく」のと
すっごい差があるんだなーって思った。

今年は(去年あたりから?)そんなのばっかし。
自分の中身がめまぐるしくぐにゅぐにゅ変化している感じ。

歩き始めたのと同時進行で創作活動も水面下で進んでいます。
エスキースをばんばん描いて、クロッキー帳がのこりすくなくなってきた。
もうまとめて買っておきましょう。

でっかいキャンバスをロールで注文しました。
わくわく...



ウォーキングしながら遭遇するいぬたちにすこし和みます。
金網から吠える犬にはピースします。

2013年7月26日金曜日

セメント工場

先日おいしいごはんのお店にたどりつくまでにどきどきしながら運転しました。
近くにセメント工場がありました。
セメント工場ってなんだかわくわくする。
うずたかく積まれた砂は、そこだけ冬の雪山のようにも見える。

F50号画用紙。

2013年7月24日水曜日

HOTEL ASIA

国道58号線沿い、北谷に、カタチだけ残っている「HOTEL ASIA」。
1975年の沖縄海洋博覧会の年に作られたもので、外人向けだかちょっと変わったモダンな建築物。小さい頃から那覇への行き帰りに目にしている建物です。
本土企業のホテル参入の波に押しつぶされて、数年前から廃業。
一階別フロアに入っている居酒屋がどうにか営業しているらしく、
ホテルのロビーは封鎖されています。
今日まじまじと入り口を見たらヒップホッパーのようなペイントの大きな落書きがされていました。
既に無くなった那覇の「HOTEL EKKA」と並んで、私にとっては憧れの建築物のひとつであり、いつか中に入ってみるのが夢でした。
この建物を見る度なんだかきゅんと切なくなります。

検索すると、
なんとアイドルグループが「HOTEL ASIA」でPVのロケをしていました。おそらく内部の撮影もでしょう。いいかんじの廃墟っぷりになっています。
最盛期におとずれてみたかったです。
誰かのせいにはしないPV

2013年7月22日月曜日

ことだま



とりあえずアクリルガッシュでどんどん描いてみよう月間。
F50号の画用紙。 モチベーションが上がったり下がったりしながら描きました。

2013年7月16日火曜日

ひとみしりなやぎ

近所の道路沿いの草っ原で飼われているやぎたち。
もくまおうの木に見守られています。

個展「きおくのおく」のために追加で描いて、割と好きなんだけど
イメージがちがうねということで展示には至らなかった作品。
ほぼ原寸大です。

2013年7月14日日曜日

かなしい道


アクリルガッシュを買ったので、使ってみました。
面白いです。

きょうはなぜか
昼間からこのイメージが浮かんで、かなしいきもちでした。
いつもは明るい時間にしか描かないのに、夜になっても疲れててもどうしても描きたくて描きました。
しかもサイズが50号くらいとかなりでかい。
そんなにでかく描く必要があったのか。
でも描いてて気持ちが昇華されたようです。
ありがとう。犬。

2013年7月9日火曜日

長兄のかきごおり

始めるときは
それはもうおおさわぎで。

どすどすどすどす がちゃがちゃがちゃがちゃ
がごがごがごがごがご

やりながらなにかわあわあ云っています

暑さもあってすこしイライラしてきます。

でもできあがったものは
ぜんざいと白玉と、きょうはアイスまで入ったかきごおりでした。

あせだくになりながら
「まだ氷あるけどもっと食うか?」と大声で聞きます。

がごがごがごがご

家族全員分のかきごおりをつくります。

食べ終わった後はからだがひんやりすーっとして、

このひと、天使じゃないかしら

と思ってしまいます。
おいしいです。

2013年7月7日日曜日

ねるひと

最近陽が落ちる頃にウォーキングをしています。
海と川の境目みたいなところの道路沿いの歩道を歩きます。
そこで採れる魚はとても美味そうには見えませんが釣りをする人がちらほらいます。
ある日防波堤の上で猫が釣りをしていました。
暗い遠目で猫に見えたそれは
だんだんちかづいてみると
防波堤の上で横になってねているひとでした。
まあ
と思いました。
幅40〜50cmの防波堤の上です。寝返りをうって海側に落ちたら大変です。
それか
悪い輩がよいしょと転がしたら...
私がよいしょと押し転がしたら...
などと
横を通るとき少しどきどきしました。

2013年7月6日土曜日

オーロラ

北欧へ行ってみたい。
フィンランドとか。
よく知らないのだけど。

赤を思い切り使いたくて絵の具をぶりゅぶりゅ出して描いてみたらこうなりました。

2013年7月5日金曜日

道のり

夏バテして寝込んでいるあのひとのもとへ!
りんごをすって食べさせてあげるの!
待ってて、すぐいくわ!
ああ
それにしても 強く照りつける太陽。
彼の家への道のりはこんなに長かった?

2013年7月2日火曜日

グレート・ギャツビー

学生時代に原作を読んで途中で挫折したので
内容を全く憶えていないのだけど、
最近映画化されたので極少ない情報だけで「グレート・ギャツビー」のイメージを描いてみました。
なんだか描きたくなったので。
 船を描いちゃったのは主演がディカプリオだからでしょうか...その映画も観てないのですが。

2013年6月27日木曜日

反抗期

もう、誰かのために廻るなんて嫌なんだ!
俺は、おれたちは、自分のために廻る!
そして飛ぶ!
いんちきなクーラー野郎と比較されるのなんてまっぴら御免さ!
あばよ!

そして星になるのさ...

2013年6月26日水曜日

みつアミー

「よつばと!」というまんががある。
よつばは五歳の女の子で最近りぼん結びを憶えて
憶えたら結べるのが嬉しくてりぼん結びばかりやってました。
家じゅうりぼん結びしたりぼんがいっぱい。

そんなこと私にもあったなあ。
一番古い記憶では、七歳くらいのとき、
おばあの家にあるこたつカバーのフリンジでどこかのお姉さんに三つ編みを習ったことかな。
楽しくて楽しくて、おばあの家に通って三つ編みを一生懸命やっていた。
家には毛糸が無かったし、私はおかっぱだった。うまれてからずっとおかっぱだった。
高校生になって長髪オッケーになった時は
腰まで髪を伸ばして存分に自分の髪で三つ編みをしていた。

そんなことを思い出したきょう。
とてもながほっそろい紙があった。
この間の個展で使った紙ののこり。

これはもう、ラプンツェルの絵を描くしか無いでしょう(お話よく知らんが)。

高い高い塔に住んでいるバラ色の頬のお姫さまの金髪を
森の中にいる私が毎日三つ編みにするの。
お駄賃に一日分のパンとチーズを貰うの。
三つ編みする以外の時間は木の実を拾い集めたりりすとかうさぎとかと遊ぶわけ。
楽しそう!
三つ編みを生業とする娘。みつアミー。

という妄想を描きました。
ちゃんちゃん♪

2013年6月17日月曜日

「きおくのおく」のきろく6/8-6/16



 早々にお嫁に行った連作二作品。それぞれちがうおうちへ

 個人的な思い入れだけで描いた作品も気に留める方が結構おられました。

 「きおくのおくのおぼえがき」に、11作品にまつわるきおくを。読んで下さる方が多くて、作って良かったな。感想もびっちり書いてくれる方がいっぱいいらっしゃいました。たからもの。

 私の絵を拡大プリントしたやつを一生懸命模写する七歳の女の子。写真をバシャバシャ撮っても一心不乱。
自分の絵を模写されるなんて初めてなので、とても嬉しかった。
 おもしろい。
 その子のお母様はDM画像「つきよ」をiPhoneカバーにして下さってました。うれしー。
 OMAR BOOKSは夕暮れ時から夜の雰囲気がとてもいい。

 最終日にやっと天気が曇天模様に。これこれー!って天気。期間中はほぼ晴天でした。
 会場で撮るのを忘れた「雨の図書館」これもお嫁に。
 OMARさんのブックセレクトのテーマは「きおく」と「グレー」でした。


初めての個展、お陰さまで盛況でした。
写真では人がほとんど写ってないけど、人が結構いるときは緊張して写真を撮るよゆうが無かったのです。

OMAR BOOKSというハコは大好きな場所なので、ここでできてほんとに良かった。楽しかった!OMARさん、ささえてくれた友人たち、そして見に来てくれたみなさんに、感謝です!
勿論反省点もあるけど
ぜんぶ次へのステップにします。
ありがとうございました!