2013年4月11日木曜日
2013年4月2日火曜日
クワディーサー
南部を一周した時に平和祈念公園に寄りました。
運転していたら目の前にあったので、いってみるか、という軽い気持ちで。
平和祈念公園に行ったのは三回目くらいだったと思います。
あまり施設がどうなっているか知らなくて、とりあえず平和の礎がある広場に行きました。
とても見晴らしの良い高台です。
でも凄く海風が強くて、先程まであつくて脱いでいたカーディガンをはおるほどでした。
友達と礎を見ながら歩きました。
礎には私の父のお姉さんの名前が刻まれているはずでした。
探してみました。
でも、私は叔母さんにあたるそのひとの名前を憶えていませんでした。
同じ名字の人はいっぱいいます。
兄に携帯メールを送ってみたけど返信がありません。
父が出かけているので解らないのでしょう。
軽いきもちでくる場所ではなかった、と思いました。
だから早々にその場を立ち去ることにしました。
先程から歩いていると、足元をガサガサと邪魔するものがいます。
クワディーサー(モモタマナ)の落ち葉でした。
大きな葉っぱが真っ赤に紅葉して足元に沢山落ちていたのです。
平和祈念公園へは夏にしか来た事がなかったので、紅葉したクワディーサーの葉に足をとられたのは初めてでした。
実はクワディーサーが紅葉する事も、知りませんでした。
(もっと云うと、木の名前も知らなかったので、家に帰って検索して調べたのです)。
「悪霊を吸い取る樹」だという言い伝えがあるらしい。
またしても無知を思い知ったのでした。
友達を送り届けて家路に着く頃、
兄からメールがありました。
叔母の名前と「晩ご飯どうするか」でした。
「今から帰る。家で食べます」と返しました。
叔母の名前はもう忘れません。
運転していたら目の前にあったので、いってみるか、という軽い気持ちで。
平和祈念公園に行ったのは三回目くらいだったと思います。
あまり施設がどうなっているか知らなくて、とりあえず平和の礎がある広場に行きました。
とても見晴らしの良い高台です。
でも凄く海風が強くて、先程まであつくて脱いでいたカーディガンをはおるほどでした。
友達と礎を見ながら歩きました。
礎には私の父のお姉さんの名前が刻まれているはずでした。
探してみました。
でも、私は叔母さんにあたるそのひとの名前を憶えていませんでした。
同じ名字の人はいっぱいいます。
兄に携帯メールを送ってみたけど返信がありません。
父が出かけているので解らないのでしょう。
軽いきもちでくる場所ではなかった、と思いました。
だから早々にその場を立ち去ることにしました。
先程から歩いていると、足元をガサガサと邪魔するものがいます。
クワディーサー(モモタマナ)の落ち葉でした。
大きな葉っぱが真っ赤に紅葉して足元に沢山落ちていたのです。
平和祈念公園へは夏にしか来た事がなかったので、紅葉したクワディーサーの葉に足をとられたのは初めてでした。
実はクワディーサーが紅葉する事も、知りませんでした。
(もっと云うと、木の名前も知らなかったので、家に帰って検索して調べたのです)。
「悪霊を吸い取る樹」だという言い伝えがあるらしい。
またしても無知を思い知ったのでした。
友達を送り届けて家路に着く頃、
兄からメールがありました。
叔母の名前と「晩ご飯どうするか」でした。
「今から帰る。家で食べます」と返しました。
叔母の名前はもう忘れません。
2013年4月1日月曜日
またひとつ発見
先日、ひさしぶりに会った友達と南部へドライブに行きました。
車を出した私はごはんを食べるところだけ調べて
あとは何も考えてなかったので
ぶっつけで南部一周することになりました。
ごはんをたべてすぐ先のところに「あざまさんさんビーチ」というエメラルドグリーンのとてもきれいな海をみつけたのですが
奥武島という離れ小島に行くつもりだったので、そこは遠くから眺めるだけで通り過ぎてしまいました。
でも、結局奥武島への行き方も解らず、気がついたら通り過ぎていて
とにかく海がみたいなあ、みせたいなあと思っていたので
大度海岸という浜へ、ようやく辿り着きました。
引き潮でいたるところがごつごつした岩肌でしたが、友達はとても嬉しそうでした。
潮が引いてところどころ大きな水たまりになってるところを
珍しそうに眺めているのが印象的でした。
彼女は那覇のど真ん中の都会育ちで、滅多に浜を歩いたりすることがないのでした。
私はちょいちょいと北部に行ってきれいな海を見たり、
近所には割といい砂浜があって散歩をしたりと、「海は近くにあるもの」というイメージがあったのですが、
彼女にとって海は特別で。
彼女に限らず沖縄在住だからと云ってみんながみんな海を身近に感じているわけではないのでした。
そう考えていると、友達が浜いっぱい落ちている珊瑚の屍骸をふたつ取り上げて、
音を鳴らしました。
すこし、びっくりしました。
珊瑚がこんなに綺麗な音をさせるなんて知らなかったのです。
あわてて私も四、五個取り上げて手のひらの中で鳴らしました。
カラカラ、だか
シャラシャラ、だか
文字にするのがむずかしい。
軽やかで綺麗な音がします。
結構な時間を海の側で生きて来たのに、そんな音を聴いたのは多分初めてで、
ひとりでだったら恐らく思いつきもせず、一生やろうと思わなかったでしょう。
私はその珊瑚の屍骸をカバンに入れて帰りました。
この音に気づかせてくれてありがとう、と、友達に感謝しました。
そして、いつかあのエメラルドグリーンの海岸に連れて行きたいなあと思いました。
車を出した私はごはんを食べるところだけ調べて
あとは何も考えてなかったので
ぶっつけで南部一周することになりました。
ごはんをたべてすぐ先のところに「あざまさんさんビーチ」というエメラルドグリーンのとてもきれいな海をみつけたのですが
奥武島という離れ小島に行くつもりだったので、そこは遠くから眺めるだけで通り過ぎてしまいました。
でも、結局奥武島への行き方も解らず、気がついたら通り過ぎていて
とにかく海がみたいなあ、みせたいなあと思っていたので
大度海岸という浜へ、ようやく辿り着きました。
引き潮でいたるところがごつごつした岩肌でしたが、友達はとても嬉しそうでした。
潮が引いてところどころ大きな水たまりになってるところを
珍しそうに眺めているのが印象的でした。
彼女は那覇のど真ん中の都会育ちで、滅多に浜を歩いたりすることがないのでした。
私はちょいちょいと北部に行ってきれいな海を見たり、
近所には割といい砂浜があって散歩をしたりと、「海は近くにあるもの」というイメージがあったのですが、
彼女にとって海は特別で。
彼女に限らず沖縄在住だからと云ってみんながみんな海を身近に感じているわけではないのでした。
そう考えていると、友達が浜いっぱい落ちている珊瑚の屍骸をふたつ取り上げて、
音を鳴らしました。
すこし、びっくりしました。
珊瑚がこんなに綺麗な音をさせるなんて知らなかったのです。
あわてて私も四、五個取り上げて手のひらの中で鳴らしました。
カラカラ、だか
シャラシャラ、だか
文字にするのがむずかしい。
軽やかで綺麗な音がします。
結構な時間を海の側で生きて来たのに、そんな音を聴いたのは多分初めてで、
ひとりでだったら恐らく思いつきもせず、一生やろうと思わなかったでしょう。
私はその珊瑚の屍骸をカバンに入れて帰りました。
この音に気づかせてくれてありがとう、と、友達に感謝しました。
そして、いつかあのエメラルドグリーンの海岸に連れて行きたいなあと思いました。
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